『ファシリテーションとは何ぞや??を知るには最適の一冊。コンパクトにまとまっています』
【そんなあなたに本書をお奨めします】
・ファシリテーションをザックリで良いから知りたいヒト
・所属部門のメンバー間相互のコミュニケーション能力を高めたいと思っているヒト
・ファシリテーションのポテンシャルを学びたいホト
【thekankichiの書評】
本書はファシリテーションとはそもそも何だろう??から始まります。ファシリテーションとは、簡単に言うと、個々の自律性を尊重しながら、組織の持つ実力を最大限発揮させ最大の効果を生み出させる、触媒のような存在である。本書では、このファシリテーション能力は、組織変革、プロジェクト管理、会議運営などの幅広い分野に生かされることを著者の堀公俊さんは力説しています、
ではこうしたファシリテーションを行うための能力とは何であろうか。その点については、
1:「場」のデザインスキル(場を作りつなげる)
2:対人関係スキル(受け止め、引き出す)
3:構造化のスキル(かみ合わせ、整理する)
4:合意形成のスキル(まとめて、分かち合う)
の4つを基本スキルとし、各論で解説しています。
どの能力を身につけるにも、やはり基本は自律性を絶対的に信じ、「解決できない問題は存在しなし」「不要な人材はいない」という信念がベースにあってコトだろう。