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コーチングの神様が教える「できる人」の法則

『最高ランクのコーチング本』
著者はかのジャック・ウェルチなど世界的大企業の経営者をコーチしてきたエグゼクティブ・コーチングの第一人者とのこと。その著者のコーチング本ということで体系的で技術的なコーチング理論が展開されるのか?という予想は、いい意味で完璧に裏切られました。
エグゼクティブどころか、後輩がひとりでもいる若手まで、少しでもコーチ的な立場にいる人なら心しておきたいことが山ほど書いてあり、大変ためになります。
本書の前半で著者は、成功した人ほど強みをもっている一方で、その強みが部下をもったときに悪い癖となってしまうことを指摘。「極度の負けず嫌い」「ひとこと付け加える」「『いや』『しかし』『でも』で文章を始める」「『私はこうなんだ』と言いすぎる」などなど20の癖。私は成功者ではありませんがそれでも心当たることはひとつやふたつじゃありません…。
そして後半では、良きリーダーになり良きチームをつくるための手順「フィードバック」→「謝罪」→「公表」→「聞く」→「ありがとうと言う」→「フォローアップ」→「フィードフォワード」…が具体例も交えて分かりやすく示されます。
上司が目上であることは誰でも知っていることだし、知識や経験が豊富なことも当然。それなのに、上司というのはとかく上から目線で話してしまうものです。でも、そのような態度で部下の心が離れていっているとしたら…。
とにかく耳が痛いことがたくさん書いてあって(そう感じる人は相当多いはず)骨身に染みる本です。私もコーチング本はたくさん読んできましたが、まちがいなく最高ランクに位置すべき内容です。日ごろの行動に気をつけるために文字通り、座右の書としたい本です。

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